我々の仕事は企業と人のマッチングですが、

「企業を理解」する為に必要な要素は何でしょうか。


◆どんなサービスを提供しているか
◆労働時間
◆社風
◆求められるスキル
◆年収

といったところでしょうか。


ただ、バラバラと理解するよりも、

弊社のコンサルタントには、

以下のようなフレームで理解する事を薦めています。



それは、

3C  キャリア  匂い

この3つです。



【3C】

何を今さら...とお思いでしょうか。

これは本当に大事な事です。

例えば。

占いのウェブメディアを作っている100人の会社があったとします。

この会社を、どう捉えるかが大事なのです。

3C分析では、ビジネスのプレイヤーを市場や顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)と3分類し、それぞれを分析します。

まず、

◆Customer(顧客)

その企業にとってのクライアントは誰で、どんなマーケットなのか、
という事です。

クライアントのクライアントはどんな人たちか?という事ですね。

この占いのメディア企業は、占いが好きなユーザー層が主なクライアントの筈です。
そのクライアントからの課金収益で生計を立てています。

ちなみに、上場企業の場合は
ヤフーファイナンスを見れば、売上高と利益構造が分かりますし、
直近の決算発表会の資料などからもマーケットの分析が可能です。


◆Competitor(競合)

競合も上場していれば、比較をする事ができます。
そうすると、その会社がマーケットや顧客に対して
どのように差別化を図っているのかを理解する事ができます。

上場していなくても、これはクライアントから直接聞く事ができますね。



◆Company(自社)

クライアントがクライアントに対して、
競合とどういう差別化をしてサービス提供しているのか。

何が強みで何が弱みか、といった部分ですね。



これが3Cです。



人の意思決定要因は、勿論 転職時の軸を満たせるかどうか ですが、

一方で、いざ、その会社で働くという決断をする際に、

「この会社って大丈夫なのかな?」

と心配になったりするものです。
その際に、3Cをストーリーで語る事は有力です。


この占いの企業であれば、


「〇〇年設立でこういう強みを活かして拡大してきた。
昨今の外部環境の変化としては、とにかくスマートフォンが普及し
これまではコアな占いファンが多様していたものが、マスに裾野が広がった。

そこで、マスのライト層に対して、今までのザ・占いサイト(紫色)
のイメージとは全く違うカジュアルな手相占いなどのものも開発している。
でも、元々やっていたコアなものがあるから
それが薄っぺらくならない。

そこから、コアにはまっていく人用の導線もきっちり設けていて、
コアにはコアな人が満足するような
課金モノもしっかりつくってあるので、
サービスがバラバラに展開されている訳ではなく、
ポートフォリオとしてコアとカジュアルを行き来するようになっている。
○○年作ってきた仕組みが上手に発揮されて。。」


といった説明をができれば、

あ、この企業は方針がしっかりとしているんだな、

という印象が説得力を持って伝わります。





続いて、


【キャリア】

です。


我々が求職者の方と面談を実施した際に、

これまでやってきたこと

①今できること


②今できないこと


やりたいこと


この①と②を聞かせて頂いています。


これをどうミックスして①を活かしながら②を埋めてく
ここのイメージが湧くかどうかです。

これは、実際にその企業に転職した方のバックボーンなども聞いて、
イメージを何パターンか持ってくようにしています。



最後に、

【匂い】

です。匂いというのは、

実際に自分がそこにいるイメージ、五感で想起させる言葉は大事ですね。

それは、一般的なスキルアップ論やキャリアアップ論ではなくて、


・横に座る人ってどんな人たち?年齢層や趣味は?
・社長どんな人?
・社員とどんな接し方?
・メンバーと飲みにいくとどんな熱い話する?
・昇格が早い人だと、どんなステップで、どんなふうに?
・直属のマネージャーってどんな人?
・バイネームでどういうクライアントを担当する?
・社内行事ってどんなのがある?


⇒ここに説得力のある詳細があるかどうかで、大きく変わってきます。

求職者の方の転職活動も、
最初こそ、スキルアップ、キャリアアップ、という言葉が出る場面が多いですが、

実際に転職先を決めるそのタイミングでは、

ロジカルにスキルアップやキャリアアップができるか、というよりも、

自分がそこにいて、日々を過ごしている「イメージ」

ができるかどうか、で判断される方が多いと思います。

なので、その会社の匂い、

について我々が、しっかりと説得力のある詳細を語れる事が大事なのです。





この3つが話せれば、

企業側の『理解』ができているといえるのではないでしょうか。


企業理解のゴールは、

自分が働きたくなるくらいまで、理解する事


です。

自分も働きたいくらいだから、あなたにもお薦めする。

というくらいに、魅力を引き出し理解したいですね。

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